風流サバイバー


by ADPowers
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おれが台所に立つ理由

もともと料理は趣味だった。

ウチの嫁はおれよりもずいぶん年下だが、アタマがよく、明るく、掃除と洗濯が得意という本当によくできた嫁である。
食べ物の好みもよく似ていて、いっしょに食事に行ってもとても楽しかった。

しかし、そのとき気づくべきだったのである。

おれ「このラーメン、うまいな~」
嫁「ホント! おいしいね~」
おれ「合わせ出汁と思うんだが、何使ってんのかな~」
嫁「。。。うみゅ。あわせだし。。。?」

また別のときには

おれ「ここんちのタンシチュー、絶品だね」
嫁「ホント! すごくいいよね~」
おれ「ドミグラスもいいけどトマトソースもいけるかもな~」
嫁「にゅ。。。どみぐらす。。。」

そう。
この、一見非のうちどころのないように見える嫁、実は料理がまったくダメだったのだ。
一度レシピ通りに作れとおからの煮物を作らせたら、想像もつかない味のものを作り上げてしまった。

おれ「なんでこのおからはすっぱいの?」
嫁「。。。わかんない」
おれ「レシピに書いてあるみりん、うちにはなかったけど、何を入れたの?」
嫁「。。。ミツカン」

合ってんのは「ミ」だけだろうが!!

以来おれの料理は「趣味」ではなくよりいっそう切実なものとなった。
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by ADPowers | 2004-08-30 00:33 | YOMEヲチ