風流サバイバー


by ADPowers
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迷探偵・嫁、「カルメン殺人事件」を推理する

ここ数ヶ月の減量がうまくいき、嫁の体重はほんのわずかずつではあるが減少している。
糖尿外来の医師にも手放しで誉められるほど、体重のコントロールがうまいこと回り始めた。

もちろんこの影には涙ぐましいまでの嫁自身の努力もあるわけだが、六本木ヒルズのヘリポート(そんなものあるのかな)から飛び降りるような覚悟で振り出した、おれの約束手形も大きく貢献していることは間違いない。

その約束手形には

 標準体重になったらびびあんうえすとうっどとかぐっちとか
 じゃんぽーるごるちえとかの服を好きなだけ買ってあげます

と書かれている。
おおなんと無謀な。

さて、そこまで劇的には痩せていないものの、年内の減量目標をクリアしたので、ごほうびにドレスアップしてオペラを見につれていくという話をしていたときのことである。

 おれ「オペラっていってもそんなに形式ばったのじゃなくてさ。
    気楽に楽しめるような、誰でも知ってる演目がいいよな」
 嫁「うん! トスカとかじゃないほうがいいよね!」

  ※トスカとは「動物のお医者さん」で取り上げられたオペラ。
  これ以上ないほどの正統派悲劇である。

 おれ「じゃあさ、カルメンとかは? 悲劇っちゃ悲劇だけどさ。
    わかりやすいし誰でも知ってるだろ?」
 嫁「。。。うみゅ」

まさかとは思うが、小学校の音楽の時間に習うようなオペラの筋を知らんわけはないだろう。

 おれ「。。。カルメンって、どんな話だ?」
 嫁「あのねえ。。。牛、刺すひと、マタドール? それが二人出てくる」
 おれ「ほう(片方は軍人だよ)」
 嫁「でね。カルメンを取り合う」
 おれ「うんうん(ってかカルメンが闘牛師に入れ込むんだ)」

こういう時はヘタな横槍を入れず、黙って聞いていたほうが面白いのはいうまでもない。
だんだん不安になってきた嫁が自らの論理を正当化するため、より論理が破綻するほうへと倒れていくからだ。

 嫁「カルメンはね、あたらしいほうの彼氏に刺されたの」
 おれ「おお~(いや。。。合ってるのは刺されたってとこだけだよ)」
 嫁「えへへ(ちょっと得意げ)」
 おれ「じゃあカルメンはどうして殺された?」

  ※答 嫉妬に狂った男に刺し殺された

 嫁「。。。刺されたってゆったじゃん」
 おれ「いや。刺された"理由"は?」

 嫁「牛と間違われたのっ!」

とんだ「カルメン殺人事件」の結末となりました(爆)
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by ADPowers | 2005-12-20 15:26 | YOMEヲチ