風流サバイバー


by ADPowers
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関係者各位

いや。
明日はね。
久々に競輪に行く予定だったんですよ。
でもね。
近来まれにみるひどいカゼでね。
それにね。
競輪って精神衛生上よくないじゃないですか。
勝ったとか負けたとかまくったとか差されたとか。

だからね。

明日はお笑いのライブを見に行くことにしました。
嫁がどうしても行きたいというのでカゼを押して引率しようと思っています。

聞くところによるとそのライブは「爆笑グランプリ05」というのだそうです。
出演者はカンニング竹山、三拍子、さくらんぼブービー、飛石連休。
なかなか玄人好みの渋いメンツで、サンミュージック好きなぼくにはベストメンバーといっても過言ではありません。

しかも。
このライブは入場料100円で見せてくれるらしいです。

 おれ「ところでどこでやるんだそれ」
 嫁「えっとね、HPにね、通用門前特設ステージにてって書いてある」
 おれ「通用門?」
 嫁「うん。13:00からだって」
 おれ「いや。通用門ってどこの」
 嫁「あのね、んとね。平塚競輪場」

ということでぼくのしらないうちに参戦が決定したようです。

 #しかし「飛石連休」の営業をチェックしていて
 #こんなものをひっかけるとは。。。
 #嫁、恐るべし。
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by ADPowers | 2005-12-29 22:17 | 俺様日記
ハンニバル~シンク・オブ・ミー

いかにもオペラ歌手といった感じのプリマドンナ(つまり牛と間違えられそうな)・カルロッタが登場して、古き時代のオペラ座リハーサル風景となる。

どうやらこのオペラ「ハンニバル」は実在せず、このミュージカルのために作曲されたものであるようだが、ローマ史ヲタをおれとしては全編通しで見たいと思うような作りこみようだ。
ハンプティ・ダンプティのごときテノール歌手と舞台監督のやりとりや、オペラ座の新しいオーナーたちの密談、バレエダンサーたちとロッテンマイヤーさんのようなバレエ教師と主だった役者の顔見世をかねた劇中劇を経てプリマ(決して『ハム』に非ず)・カルロッタのアリア「シンク・オブ・ミー」へ。

 #初回のカルロッタはさすが二期会の岩本潤子。
 #堂々のアリアだが、ファントムのお気には召さいタイプだったらしく
 #大道具をポルターガイストばりに破壊しての妨害だ。
 #岩本カルロッタはビブラートをわざと響かせたり
 #ポルタメントをこれでもかとばかりにかけたりと
 #「イヤらしく聞こえる工夫」がとても入念でした。

 #だって普通に歌ったら、この後に出てくる主役食っちゃうもんな(w

そして姿の見えないファントムの妨害に怯えたプリマが去り、困り果てた一同の前に現れるのが歌姫・クリスティ-ヌ=ダーエである。

先刻のカルロッタとは正反対の、清楚で愛らしい歌い方。
上手いかどうかはまた別問題なので、ここは素直に可愛らしい声を堪能するのが正解だろう。

 #しかしファントムはロリだなあ。
 #ロッテ萌え~とかね(爆)

後がないオペラ座は代役にクリスティーヌを立てて上演を強行したが、このとき新しいオーナーのパトロンとして桟敷から彼女を見つけたのが若き日のラウルであった。

 あれは。。。クリスティーヌ。。。
 ブラヴォー!!

子爵・金持ち・ハンサムに加えて「幼馴染」という黄金の印籠まで持ったライバルの登場に、姿を現す前からファントムの敗北ケテーイ。 orz

しかも初回のラウルはラウル道10年という石丸幹ニだ。
キュートな笑い方もお育ちのよい動きも板についている。

こうして「ハンニバル」は大盛況のうちに幕を閉じた。らしい。
ファントムはさぞ複雑であったろうが(苦笑)。

(続く)
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by ADPowers | 2005-12-20 19:22
ここ数ヶ月の減量がうまくいき、嫁の体重はほんのわずかずつではあるが減少している。
糖尿外来の医師にも手放しで誉められるほど、体重のコントロールがうまいこと回り始めた。

もちろんこの影には涙ぐましいまでの嫁自身の努力もあるわけだが、六本木ヒルズのヘリポート(そんなものあるのかな)から飛び降りるような覚悟で振り出した、おれの約束手形も大きく貢献していることは間違いない。

その約束手形には

 標準体重になったらびびあんうえすとうっどとかぐっちとか
 じゃんぽーるごるちえとかの服を好きなだけ買ってあげます

と書かれている。
おおなんと無謀な。

さて、そこまで劇的には痩せていないものの、年内の減量目標をクリアしたので、ごほうびにドレスアップしてオペラを見につれていくという話をしていたときのことである。

 おれ「オペラっていってもそんなに形式ばったのじゃなくてさ。
    気楽に楽しめるような、誰でも知ってる演目がいいよな」
 嫁「うん! トスカとかじゃないほうがいいよね!」

  ※トスカとは「動物のお医者さん」で取り上げられたオペラ。
  これ以上ないほどの正統派悲劇である。

 おれ「じゃあさ、カルメンとかは? 悲劇っちゃ悲劇だけどさ。
    わかりやすいし誰でも知ってるだろ?」
 嫁「。。。うみゅ」

まさかとは思うが、小学校の音楽の時間に習うようなオペラの筋を知らんわけはないだろう。

 おれ「。。。カルメンって、どんな話だ?」
 嫁「あのねえ。。。牛、刺すひと、マタドール? それが二人出てくる」
 おれ「ほう(片方は軍人だよ)」
 嫁「でね。カルメンを取り合う」
 おれ「うんうん(ってかカルメンが闘牛師に入れ込むんだ)」

こういう時はヘタな横槍を入れず、黙って聞いていたほうが面白いのはいうまでもない。
だんだん不安になってきた嫁が自らの論理を正当化するため、より論理が破綻するほうへと倒れていくからだ。

 嫁「カルメンはね、あたらしいほうの彼氏に刺されたの」
 おれ「おお~(いや。。。合ってるのは刺されたってとこだけだよ)」
 嫁「えへへ(ちょっと得意げ)」
 おれ「じゃあカルメンはどうして殺された?」

  ※答 嫉妬に狂った男に刺し殺された

 嫁「。。。刺されたってゆったじゃん」
 おれ「いや。刺された"理由"は?」

 嫁「牛と間違われたのっ!」

とんだ「カルメン殺人事件」の結末となりました(爆)
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by ADPowers | 2005-12-20 15:26 | YOMEヲチ
というかなんというか。
実は今年の2月に劇団四季・友の会会員であらせられる嫁友のお誘いで、オペラ座の怪人を見に行っているのである。
しかしその感想もアップできないうちにガン告知から入院・手術とドタバタしていた。

そんな最中の4月末に病院まで訪ねて来てくださった嫁友のお見舞いの品が「2005/12/17・オペラ座の怪人・S席チケット2枚」であった。

感動ですよ。
この時はマジメな話、明日をも知れぬ命であったし、場合によっては余命宣告を受けかねないような状態だったので、このプレゼントは本当に心に沁みた。

嫁友女史はにっこりと微笑んで「Powersさん。これで死んだりできなくなったわよねえ」とおっしゃった。
おれはこの約束を果たすために生きなければ。

そして見事「寛解(完治じゃないのがツラいが)」のお墨付きをもらっての観劇が叶い、いってきましたよ寒風吹きすさぶ「四季劇場・海」。

**************************

プロローグ~オーバーチュア

このミュージカルの中で最大の見せ場は、実は冒頭にある。
額縁形式の仕立てであるため、時は劇中の"現在"。
かつては栄華を極めたパリ・オペラ座の調度品や芝居の小道具が次々と売られてゆく競売のシーンから始まるこの舞台は、拍子抜けするほどがらんとした、いい言い方をすればシンプルな、悪い言い方をすれば投げやりなセットでスタートする。

品物の紹介と落札価格のコールが淡々と続き、オークションの熱気とはおよそ無縁な場面。

その中で、にオルゴール内蔵のぜんまいじかけの猿のおもちゃを落札した老紳士が、静かに歌い始める。

 オルゴール・・・これだ
 あの人がいつも言っていた

老紳士はラウル・シャニュイ子爵という。
オペラ座とは浅からぬ因縁があるらしい。

 #おれ的には今日のラウルはちょっとダメ臭かった。
 #この時点で声がバリバリ若いんだもん(爆)

そしてもうひとつ盛り上がりに欠けているらしいその日のオークションの目玉商品はロット番号666番。
無造作に舞台中央に汚い布をかけたまま放置されているシャンデリアだ。
原作や映画を見たことのないひとでも知っているかもしれない。
これがあの「落下したオペラ座のシャンデリア」である。
破片を繋ぎ合わせ、明かりが灯るように修理したというシャンデリア。
最初おれは「しかしこんなふうにデーンと放置されていたらちょっとな~。。。」とか思っていた。
ところが。

 ちょっと明かりをつければ
 昔の亡霊も逃げ出すことでありましょう!

芝居がかった競売人の声とともに、布が取り払われ、シャンデリアが姿を現す。
明かりが灯され、観客席の真上に向かってしずしずと上がっていく。

そこに重なるあの誰もが知っているパイプオルガンのオーバーチュア!

 #いや、音源はシンセなんでショボいですよ、確かに。
 #でもね。あの大きさのハコであの音響は
 #ベストを尽くしていると言っていいと思います。
 #観客の耳に不愉快と感じられない範囲での最大音量が
 #しっかりと計算されておりました。ブラボーです。

実際、初回見に行ったときにはこの部分だけでもう涙出てきました。
嫁や嫁友と席が離れていてよかったと胸をなでおろしたほどです。

この瞬間に時代は競売の日から数十年、現代からはさらに百年も遡り、海劇場は「オペラ座」と化す。

このために嫁も嫁友おふたりもおれも、ほぼ正装をしていた。
今日はミュージカルの観客であると同時に、「観客たち」という役名のキャストでもあるのだから。

 #これから現地に見に行く方はぜひ正装してください。
 #ちょっと恥ずかしいとか思ってたらこの舞台の魅力は
 #2割減くらいになってしまうと言っても大げさではないのです。

(続く)
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by ADPowers | 2005-12-20 14:40 | 俺様日記

緊急入院

そしてソッコー退院(笑)。
原因は「術後イレウス(腸閉塞)」でした。

腹部手術後には結構な確率で起こるらしいんですが、実は2度目なので慣れたものです。
1度目は抗がん剤治療開始の直前で、緑色のアヤシイ液体を吐くというエクソシスト状態にかなりビビりましたが、今回は「怪しい」と思った瞬間に病院へ直行。
12/09未明に入院→絶食→12/13AM退院という短期入院で、現在は普通に食事もしています。

 #もう酒も呑めますってゆ~かまあそのげほごほげほ(ry

ところで腸閉塞は繊維質のものをあまり食いすぎてはいけないとかいうくらいで、特にコレという決定的な予防法がないらしいです。
しかも我が家では嫁が糖尿予備軍で、現在過酷な減量中であり、腸閉塞の人間と同じ食生活を送ることが困難であるためたいへん困っていたところ、ステキな本を発見しました。

わかりやすいカロリー表がついていて、これなら「おれの食えるもの」の中から「嫁が食ってもいいもの」を探すことができる。
う~ん、スグレモノ。

しかしハタと気づいたことがひとつ。

結局この本に掲載されている料理は自分で作らなきゃなんないんだ~(T_T
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by ADPowers | 2005-12-15 12:12 | 俺様日記

指輪

100円均一ショップで買い物をしていた。
BGMなど気にとめたこともなかったのに、あまりにも劇的なイントロであったため、思わず立ち止まり、口を半開きにして曲に聞き入ってしまった。
ふと気づくと、嫁が後ろで目をまんまるにして立ち尽くしている。

あ。ヤバイ。これは泣くぞ。

嫁は泣き出す直前にぎりぎりまで涙をためこむため、ちょうど凸レンズの原理で黒目が異様に拡大されるからすぐわかる。

買い物もそこそこに会計を済ませて、店の外に飛び出す。

その道は、今年の桜がまだつぼみだったころ、ふたりでとぼとぼと歩いた道だった。
その道は、今年の梅雨どき、嫁がひとりで傘をさしてかよった道だった。
その道は、今年の夏の盛りには、杖にすがりながら嫁ととおった道だった。

その道をいま、去年の今ごろと同じ足取りで、またふたりで歩いている。

嫁が鼻をすんすん鳴らしながらついてくる。

ばかだなあ。なんでそんなに泣いてるんだ。
大丈夫だよ。こう見えても悪運はめったやたらと強いほうだから。
おまえと会ってからパチンコも競輪も負けたことないんだぞ。

だからさ。
こんな人生一番の大博打に負けるわけないじゃないか。

約束します
君を残して
ぼくは死ねません
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by ADPowers | 2005-12-05 12:02 | 俺様日記