おれが台所に立つ理由
2004年 08月 30日
もともと料理は趣味だった。
ウチの嫁はおれよりもずいぶん年下だが、アタマがよく、明るく、掃除と洗濯が得意という本当によくできた嫁である。
食べ物の好みもよく似ていて、いっしょに食事に行ってもとても楽しかった。
しかし、そのとき気づくべきだったのである。
おれ「このラーメン、うまいな~」
嫁「ホント! おいしいね~」
おれ「合わせ出汁と思うんだが、何使ってんのかな~」
嫁「。。。うみゅ。あわせだし。。。?」
また別のときには
おれ「ここんちのタンシチュー、絶品だね」
嫁「ホント! すごくいいよね~」
おれ「ドミグラスもいいけどトマトソースもいけるかもな~」
嫁「にゅ。。。どみぐらす。。。」
そう。
この、一見非のうちどころのないように見える嫁、実は料理がまったくダメだったのだ。
一度レシピ通りに作れとおからの煮物を作らせたら、想像もつかない味のものを作り上げてしまった。
おれ「なんでこのおからはすっぱいの?」
嫁「。。。わかんない」
おれ「レシピに書いてあるみりん、うちにはなかったけど、何を入れたの?」
嫁「。。。ミツカン」
合ってんのは「ミ」だけだろうが!!
以来おれの料理は「趣味」ではなくよりいっそう切実なものとなった。
ウチの嫁はおれよりもずいぶん年下だが、アタマがよく、明るく、掃除と洗濯が得意という本当によくできた嫁である。
食べ物の好みもよく似ていて、いっしょに食事に行ってもとても楽しかった。
しかし、そのとき気づくべきだったのである。
おれ「このラーメン、うまいな~」
嫁「ホント! おいしいね~」
おれ「合わせ出汁と思うんだが、何使ってんのかな~」
嫁「。。。うみゅ。あわせだし。。。?」
また別のときには
おれ「ここんちのタンシチュー、絶品だね」
嫁「ホント! すごくいいよね~」
おれ「ドミグラスもいいけどトマトソースもいけるかもな~」
嫁「にゅ。。。どみぐらす。。。」
そう。
この、一見非のうちどころのないように見える嫁、実は料理がまったくダメだったのだ。
一度レシピ通りに作れとおからの煮物を作らせたら、想像もつかない味のものを作り上げてしまった。
おれ「なんでこのおからはすっぱいの?」
嫁「。。。わかんない」
おれ「レシピに書いてあるみりん、うちにはなかったけど、何を入れたの?」
嫁「。。。ミツカン」
合ってんのは「ミ」だけだろうが!!
以来おれの料理は「趣味」ではなくよりいっそう切実なものとなった。
by ADPowers
| 2004-08-30 00:33
| YOMEヲチ
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