彼女と野球と「工藤さん」
2004年 09月 05日
オリンピックがなかなか盛り上がってしまい、ポジティブな野球の話題がとんと聞かれなくなって久しくなりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
先日おれは巨人x阪神がたいへんな乱打線になったということを嫁に説明していた。
嫁「らんだせん?」
おれ「うん。点数がいっぱい入る試合のことだよ」
嫁「三塁とかをいっぱい回って?」
嫁はまったく意味のわからない野球中継を子守唄代わりに聞いていたという過去を持つので、ヘンな常套句はよく知っている。
回るのは3塁だけではないということをこの後、数分にわたって説明。
嫁「わかった。ヒットがいっぱいあったんだ!」
おれ「そうそう! いろいろなひとが打ったり走ったりして点数がいっぱいはいったんだよ」
ちょっと報われたような気になったのもつかの間。
嫁「それで終わったときには何人かいなくなったりしてるんだよね? ね?」
いや。。。「ね?」って言われてもさあ。
嫁「だってサッカーだって最初11人いたのに、終わったら10人だったりするよ?」
野球は9人。それ以上にも以下にもならないの。
サッカーの「退場」とはわけがちがうの。
嫁「だっておーすちん(仮名)、この前アウトになったらバッターはベンチにいくっていってた」
おれ「永遠にいなくなるわけじゃねえんだよ。また次のチャンスがあるんだよ」
嫁「じゃあ工藤さん(巨人)が途中でアウトになって休んでまた投げることもある?」
。。。ピッチャーとバッターを混同している。
ってゆーか何で工藤とかの名前知ってんだ。しかも「さん」づけか。
おれ「ピッチャーはバッターになることもあるんだよ」
嫁「じゃあ工藤さんは裏も表も出なきゃならないから疲れちゃうよ!!」
なぜそこまで工藤をかばう。しかもなぜそこまで的外れな怒り方をする。
さらに言うならおまえに野球を説明することですでにおれが疲れてるんだがそれに関してコメントはねえのか。
嫁に『ピッチャーに負担のかからないシステム(指名打者制)』を説明するのはいかにもハードルが高い。
しかもそれがパ・リーグだけだなどと、どうやってわかってもらえるというのだ。
つい先日まで、「セ・リーグはセントラルリーグ、パ・リーグはパントラルリーグ」と本気で信じていたひとである。
ここしばらくオリンピックやワールドカップ予選を見ていたせいで、嫁の頭のなかでは野球とサッカーのルールがリミックスされてしまった状態であるらしい。
このひとにインフィールドフライの定義を説明できる日は絶対にくるまい。
【今日の収穫】
嫁には何人か顔の判別がつく野球選手がいるらしい。
さらに理由はまったく不明だが、「工藤」と「小早川」と「中村紀」が好きらしい。
色男とヤクザとカリメロ。ますますもって謎。
先日おれは巨人x阪神がたいへんな乱打線になったということを嫁に説明していた。
嫁「らんだせん?」
おれ「うん。点数がいっぱい入る試合のことだよ」
嫁「三塁とかをいっぱい回って?」
嫁はまったく意味のわからない野球中継を子守唄代わりに聞いていたという過去を持つので、ヘンな常套句はよく知っている。
回るのは3塁だけではないということをこの後、数分にわたって説明。
嫁「わかった。ヒットがいっぱいあったんだ!」
おれ「そうそう! いろいろなひとが打ったり走ったりして点数がいっぱいはいったんだよ」
ちょっと報われたような気になったのもつかの間。
嫁「それで終わったときには何人かいなくなったりしてるんだよね? ね?」
いや。。。「ね?」って言われてもさあ。
嫁「だってサッカーだって最初11人いたのに、終わったら10人だったりするよ?」
野球は9人。それ以上にも以下にもならないの。
サッカーの「退場」とはわけがちがうの。
嫁「だっておーすちん(仮名)、この前アウトになったらバッターはベンチにいくっていってた」
おれ「永遠にいなくなるわけじゃねえんだよ。また次のチャンスがあるんだよ」
嫁「じゃあ工藤さん(巨人)が途中でアウトになって休んでまた投げることもある?」
。。。ピッチャーとバッターを混同している。
ってゆーか何で工藤とかの名前知ってんだ。しかも「さん」づけか。
おれ「ピッチャーはバッターになることもあるんだよ」
嫁「じゃあ工藤さんは裏も表も出なきゃならないから疲れちゃうよ!!」
なぜそこまで工藤をかばう。しかもなぜそこまで的外れな怒り方をする。
さらに言うならおまえに野球を説明することですでにおれが疲れてるんだがそれに関してコメントはねえのか。
嫁に『ピッチャーに負担のかからないシステム(指名打者制)』を説明するのはいかにもハードルが高い。
しかもそれがパ・リーグだけだなどと、どうやってわかってもらえるというのだ。
つい先日まで、「セ・リーグはセントラルリーグ、パ・リーグはパントラルリーグ」と本気で信じていたひとである。
ここしばらくオリンピックやワールドカップ予選を見ていたせいで、嫁の頭のなかでは野球とサッカーのルールがリミックスされてしまった状態であるらしい。
このひとにインフィールドフライの定義を説明できる日は絶対にくるまい。
【今日の収穫】
嫁には何人か顔の判別がつく野球選手がいるらしい。
さらに理由はまったく不明だが、「工藤」と「小早川」と「中村紀」が好きらしい。
色男とヤクザとカリメロ。ますますもって謎。
by ADPowers
| 2004-09-05 02:21
| 野球オンチの詩
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